| 毒草名 |
シクラメン(Cyclamen)、ブタノマンジュウ、篝火花(かがりびばな) |
| 学 名 |
Cyclamen persicum |
| 特 性 |
サクラソウ科 シクラメン属、空しく揺れる不真面目な耐寒性多年草 |
| 花 期 |
10〜5月 |
| 毒部位 |
根茎 |
| 成 分 |
シクラミン |
| 症 状 |
皮膚炎、嘔吐、下痢、痙攣、胃腸炎 |

| 和名「ブタノマンジュウ」は東京大学の大久保三郎助教授がその塊根からイメージして命名したものですが、その後牧野富太郎博士が美しい花にふさわしくない名だと「カガリビバナ(篝火花)」と名づけました。でも結局は「シクラメン」・・・でした。
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| 本来、栽培はかなり難しいそうでプロの環境によりこの美しさが保たれていると言われます。鉢植えを買ってきて元気が無くなっちゃったりしてもそれはしかたのないことで、どんな鉢植えにも言えることのようですが買ってきた状態以上には良くならないってことなのでしょうか・・・。 |

| 栽培種が一般的ですが野生化もあるそうです。群生でもしてたら嬉しくなりますね。 |

| これが花の正面です。いつもうつむいてばかりいるのでそっと覗いてみました。 |

原種のシクラメンです。ちょっと小ぶりですね。品種改良を重ねて華やかになった園芸種のシクラメンは、その香りをなくしてしまいましたが、原種のシクラメンには本来ほのかな香りがあります。でも、最近ではバイオの力で香を取り戻したといわれていますが、やはり「むなしくゆれるかほり」なのでしょうか?
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| バイオの力で香を取り戻した「アローマ」という名のシクラメン。名付け親はあの大橋巨泉さんだそうです。 |
≪MEMO≫
・春の季語。
・細かく砕いて小さな平たいケーキを作り、本人に知られないように食べさせると、恋するようにしむけられる媚薬になる。(ジョン・ジェラード:16世紀イギリスの植物学者)
・栽培種の元親は「ペルシクム」
・シクラメンピンク:■■■■■■■■
・シクラミン酸ナトリウム=人口甘味料「チクロ」 |
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